2022/08/01(月) 08:30 0 1
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で30日から「PIST6 Championship 2022-23」のセカンドクォーターPIST6カップ1が開催された。最終日順位決定戦D(10R)に出走した宮倉勇に話を聞いた。
予選を2着、2着で勝ち上がった宮倉は捲り追い込む形も自力を出しての確定板。特に二次予選の捲りはいいスピードだった。
準決勝は後方からいい伸びを見せるも5着で優出を逃してしまった。
レース後には「準決勝は人任せになってしまった。PIST6は自分から攻めた方が良い結果に結びつく。脚を使った感じもないし、攻めていかないとダメだね」と眉をひそめた。
「毎走力を出し切った状態で走り切る事を意識している」とのこと。
今回が8回目の参加になるが、回数を重ねるたびに若々しい走りを見せてくれる。本当に58歳なのか疑ってしまう位にパワフルだ。
競輪を続ける原動力について聞いてみると「大好きな競輪で戦えているという喜びが原動力になっている。競輪もだけど、PIST6も同じ。新しい競輪の形だけど、凄く刺激になっているし、参加するようになってから脚も上がってきた」。
「21歳でデビューをしてから、千葉競輪場をホームバンクとしてきた。形は変わったけど地元・千葉で走るのは気持ちが入る」と話してくれた。
競輪ではベテランの追い込み選手として活躍しているが、PIST6では若手の自力選手にも引けを取らない攻めのレースを見せてくれる。
最終レースも後方から捲るも5着だったがいい伸びだった。
宮倉の次走は8月5日からの岐阜開催(FII)。競輪でもPIST6効果を存分に発揮してくれることだろう。(アオケイ・宮本記者)
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