2022/07/31(日) 19:30 1 1
28日から開催中の「ジャパントラックカップII」2日目が31日、伊豆ベロドロームで行われた。日本選手は連日大活躍。男子スプリントで太田海也が優勝、寺崎浩平が2位、山崎賢人が3位。女子ケイリンでは梅川風子が2位、佐藤水菜が3位に輝いた。
そのほか男子マディソンでは窪木一茂&今村駿介ペアが優勝、橋本英也&児島直樹ペアが2位、女子オムニアムでは梶原悠未が優勝、内野艶和が2位に。
主な選手たちのコメントは以下の通り。
太田海也コメント
「4日間の連戦でみんな疲れてくれたので自分の実力が出せた。成長したなと思ったのは4日目にしてレースになれてきたことと、他のメンバーが疲れてくれたこと。コーチに言われたテクニックを実践してみました。もっと余裕をもってレースを迎えられるように。大会はどんどん楽しくなってきました」
寺崎浩平コメント
「(前日までに)競技で2回の落車もあって今日は出場するかも迷ったくらいの体調だったので…。ハロンだけ計測しようと思ったらタイムも(初日から)落ちなかったし、対戦で決勝までは経験もあったのか勝ち上がれた。決勝は体力的に限界で2本目はスタンディングでももう力が入らなかったです」
山崎賢人コメント
「まだ技術のない(太田)海也に負けちゃいけないんだけど、彼の思い切りの良さと強力な地脚にやられてしまった。今回を振り返ると、ケイリンでもう少し勝ち切るレースしたかった。スプリントはもっと脚を付ける必要がある。あとはレースが続いた時の回復力も不足しているのが分かったので改善したい。条件はみんな同じですからね」
梅川風子コメント
「逃げ残れていれば一番いいけど、体は動いていたし、全力を出し切れたのはよかった。今回はハードな日程の中でも、みんなの力を借りて気持ちを奮い立たせることができた。今後は個人種目も狙って頑張りますが、チームスプリントの第1走としての立ち上げのスピードを強化していきたい」
佐藤水菜コメント
「決勝は2か所ミスがあったのが敗因。ペースを握らなかったことと、発進するときにスペースを取れなかったこと。ゴール前勝負で届くかなと思ったんですけどね」
窪木一茂コメント
「IIは交代のミスをしないことを目標にしていた。一度だけミスしたが、それ以外はすごくいいレースができた。10月の世界選手権では5位ぐらいを狙っていきたい。厳しいレースになるでしょうが、しっかりトレーニングをして勝負します」
橋本英也コメント
「ちょっと、向こう(窪木一茂・今村駿介)のスプリント力が違いすぎました。思ったより5点を狙いに来ていたので、点差が少しずつ開いてしまった。全日本ではリベンジしたい」
内野艶和コメント
「強い人(梶原悠未)に意識を持っていかれてしまい、立ち遅れがあった。やはり自分でレースを作れる選手にならないといけない。また、力を出し切れずに終わった種目もあったのはもったいないこと。コントロールされる側にいると、自分のレースができないところもありましたね。しっかり研究したい。でも最後に銀を取れたのは良かったと思います」