川崎競輪場で開催されている「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」。9日の二次予選10Rで北津留翼と連係する佐藤慎太郎に話を聞いた。

　番組を見た佐藤慎太郎は「そう来たか」と第一声。

　北津留との連係を問われると「5、6年前の宇都宮記念でありますよ(2015年宇都宮記念決勝)。その時は児玉広志さんがいたけど、(児玉が)準決で付けなくて決勝で付けようかなと言っていたんですよ。でも、(準決で付けていないんだから)それは違うだろうという事で俺が北津留に付ける事になったんですよ。だからよく覚えています」

　「で、その時に北津留に作戦は何個覚えられると聞いたら『2つまで』という返事(苦笑)。だから行けるところでっていう単純な作戦だけ言ってお任せでした。そしたら奇麗に捲ってくれてワンツー。俺が勝たせて貰ったんだよね」と鮮明に思い出してくれた。

　更に佐藤は「北津留とそういう実績があるからね。明日(二次予選)も大丈夫」と自信満々に答えてくれた。(アオケイ・渡辺記者)