7月31日、弥彦競輪場で行われたふるさとカップ(GIII・最終日)の決勝は、捲った平原康多(40歳・埼玉=87期)が1着、差した成田和也(43歳・福島=88期)が2着、追い込んだ荒井崇博(44歳・佐賀=82期)が3着に入った。3連単は⑤-③-②で13,230円という配当だった。

　レースは前受けから下げた吉田拓矢(27歳・茨城=107期)が、飯野祐太(37歳・福島=90期)を叩いて先行勝負。飯野は3番手の諸橋愛(45歳・新潟=79期)と絡むが、これは振り切られ関東4車で出切って最終周回に入る。飯野追走から自力に転じた小松崎大地(39歳・福島=99期)が捲りで一気に前に迫ると、平原が番手から出てもがき合いになる。4コーナーで平原は小松崎を振り切るが、息をつく暇もなく小松崎マークの成田が迫ってゴール前は大接戦。しかし結局、平原は成田にも先着を許さず1着でゴールし、4月の武雄以来、今年4度目のGIII優勝を果たした。