2021/04/08(木) 19:30 0 0
準決勝は稲垣裕之ー畑段嵐士ー筒井裕哉を背にライン4車とあって先行策と思われたが、打鐘で黒沢征治をだした。「最低限の最低限なレースだった。突っ張ろうとも考えたけど体が動かなかった。スピードが上がっていく感じもないしシャッキリしない。ウィナーズの時に比べると全然…」と状態面はイマイチといったところ。
今シリーズはナショナル仲間の橋本英也のフレームを借りて参戦しており、セッティングに試行錯誤。
「初日のあとにサドル、ハンドル回りをいじったがやっぱりしっくりこない。普段のものに戻して上積みを狙いたい」。待望の新フレームは「4月後半にはくると思うしダービー前には間に合うはず」とのことで、それまではダマシダマシに乗り切っていくしかなさそうだ。
決勝は近畿から大挙4人が勝ち上がり、寺崎ー稲垣裕之、稲毛健太ー村上義弘と2分された。稲垣からは「決勝も落ち着いて走ればいいから」と言われたが、近畿同士のガチンコ勝負だけではなく、元ナショナルで同じ釜の飯を食べた高橋晋也からも「寺崎さん、ぶっつぶしますよ! 」と宣戦布告されており、平常心では走れるかどうか、やや心配だ。(netkeirin特派員)