2022/07/30(土) 09:45 0 1
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship 2022-23」のセカンドクォーター・PIST6カップ1が30日に開幕。初参戦で一次予選E(5R)に出場予定の仁藤秀に話を聞いた。
函館ミッドナイトを終え、中1日での参戦となったが「函館の最終日に追加の連絡をいただいた。急いでPCR検査を受けて、前検日当日のギリギリまで結果が出なくて…。あわや欠場のピンチでしたが、無事に出場することができてよかったです」と胸をなでおろす。
仁藤は自転車競技の名門校・星陵高校(静岡)出身で、短距離種目(ケイリン、スプリント)を中心に活躍。
久しぶりの競技に「少し不安はありますね。初めてだし、どこまで通用するかは走ってみないと分からないけど、気負わずに全てのレースで自分の力を出し切れたら。自分の行けるところから積極的に走りたいですね」と意気込みを語った。
タイムトライアルでは10秒783(全体14位)を計測したが「ちょっと物足りない、10秒5くらいを狙いたかった。ただ、急な参加とあって、自転車は納得のいくセッティングを出せていない状況。次回に向けてギヤ比などを含め、試行錯誤していきたい」。
少し前に、競輪の取材現場で顔を合わせた際は、どこか冴えない表情だった仁藤。7月でデビュー3年目を迎え、今期からA級1班に昇班。
「イマイチこう、なかなか自分のスタイルを見出せずに2年が経ってしまった。函館開催で一緒だった村本慎吾さんと話をして、『お前、それは贅沢な悩みだぞ。戦法が1つに限られている選手もいるなかで、いくつも色々とできるってことは、良く言えば贅沢な悩み。悪く言えば全部が中途半端。でも、数をこなして試していけば、絶対そのうち自分に合ったモノが見つかるから。今は自分がやりたいように伸び伸びとやっていけばいいんじゃないか』と言ってくれて。ありがたい言葉です」と同県の先輩からの前向きな言葉に背を押された様子。
「今は粘ってみたり、先行してみたりと試行錯誤の日々。以前よりも、色々と考えられるようになってきている。迷っているというよりも、良い意味で吹っ切れた。同期(117期)で練習仲間の(長田)龍拳や(渡邉)雅也はS級に上がり、置いていかれているけど、変な焦りはないです。今は全部が中途半端かもしれないけど、最終的には少しずつできることが増えていったときに、S級でも戦えるようになっていれば」。
続けて「PIST6でも競輪に繋がる何かを得ることができたら。もう今は悩んではいないですよ!」と話す。
先を見据える仁藤の表情は確かに明るくなったし、ポジティブな言葉が多くなったように感じる。素直で率直な心は自分の可能性を広げてくれるはず。トライ&エラーを繰り返しながら、自分のスタイルを確立していってほしい。(アオケイ・八角記者)
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