今シリーズは勝ち上がりを逃してしまった1期生の“ベテランコンビ”だが、白井は前回決勝に進出、渡辺も2場所前には1着入線(失格)があり、上向き傾向だ。
「脚が少し落ちているかもしれないけど、感触自体は悪くない。あとは位置取り次第です」と渡辺が言えば、白井も「2日目はギヤをあと一枚かけていれば(太田)りゆちゃんにもう少しついていけたかもしれない。それだけ体の具合は良くなっています」と、いずれも手ごたえをつかんでいる。

　8日に高松競輪場で行われたガールズ一般戦では、同期の岡村育子と松尾智佳が2、3着に入り車券に貢献した。
「すごいですよね！ 同期の頑張りは励みになるし、私たちもまだまだやらなきゃって思います。白井は(2日目のレース後に)たっぷりクールダウンして最終日に備えていますよ(笑)。なんとか白井と一緒に確定板に入れるように頑張ってみます」とうれしそうに話していた渡辺の絡みを穴党ファンに推奨したい。(netkeirin特派員)