酒井拳蔵と言えば、先日に土屋珠里(110期、栃木から大阪移籍)とのゴールインというニュースが全国を駆け巡った話題の人。続々と競輪場に到着する選手達や記者から「おめでとう」の声がかかる。

　酒井は「こういうのは苦手なんですよ」としきりに照れまくっていたが、記者の「入籍はこれから？ 」という質問には「5月1日に入れるつもりです。誕生日とかそういうのではないですが、切りが良い5月1日なら自分もいつまでも忘れずに、記念日を覚えていられますからね」と苦笑い。

　とはいえ、初日のメンバーを見せると、緩んでいた表情から一変、勝負師の顔に。近畿同士の池野健太の名前を見つけると「同期の池野さんとは一緒の時はお互いに単騎とかで別々に走っている事もあるんですよ。どうするか池野さんと話してみないと」と行って一旦は離れた。
だいぶ時間が経過してから戻ってきた酒井は「池野さんに前をお任せして、自分は後ろを回ります」とコメント。

　一方の池野は「どうするか迷ったんですけどね。酒井は今回、色々とおめでたい事だし、ご祝儀代わりってことではないけど俺が前で頑張ってみますよ」とニヤリ。

　同期の絆を見せたい2人の連係がどうなるか、見ものだ。（アオケイ・渡辺記者）