初日と同じ失敗はしないと、単独で3番手をキープ。そしてまくってS級2勝目だ。

「青柳さんが粘ったら切る。すんなり引いてくれたので自分のスタイルで走った。3番手に入ってからは、いつ来てもいいように合わせるつもりでした。2コーナーから仕掛けて、前は射程圏だったから行けたけど、S級の選手は駆け方が上手い。下りを使って踏まれてしまう中でもまくれたので悪くないけど、まだS級の頭になっていない。同期の青柳さんに勝てたのは自信になりましたけど、明日(3日目)からは更に強い選手との対戦。悪あがきができるように自分を出したい」。

　3日目は7レースに登場。相手はグッと強くなるが、渡邉のラインは唯一の3人ライン。追走の東龍之介の援護も見込めるのなら、もう一発があっても不思議ではない。(アオケイ・伊藤博記者)