2022/07/23(土) 17:15 0 2
本デビューとなった佐世保を完全優勝すると、続く武雄も完全優勝を挙げて6連勝を達成。今回は追加を引き受けて当地で9連勝達成を目指している。
「追加は特昇を意識してと言うよりは、レースの経験を積みたかったから。自分のレースでどこまでやれるか楽しみですね」。
中央大学時代はロードの選手として数々の大会に出場し、タイトルを総なめにすると兄の昇太を追って競輪界へと進んだ。
日本競輪選手養成所(旧日本競輪学校)では何と2回もゴールデンキャップを獲得し、S級上位の即戦力としての呼び声も高い。なので、6連勝ではまったく驚かない。
「自分的にはそこまで(特昇は)意識をしていないけど、瓜生(崇智)さんからは『熊本競輪が再開する2024年なんて先を見ずに、今年の10月を目指せ』と言われています。そういう意味では早く上で走りたいとは思います」。
瓜生の言う「10月」とは、久留米競輪場で行われる熊本競輪の開設GIII記念を指す。チャレンジから1・2班への9連勝、そして1・2班からS進2班への9連勝を重ね、S級に上がってこいとの意味を持つ。確かなモチベーションを胸に抱き東矢は9連勝を目指す。(netkeirin特派員)