2022/07/16(土) 14:20 0 3
レースは齋木翔多の捲りに乗った永澤が最後は追い込んでの優勝。
「残り2周を切ったところで、ここで行った方がいいなと思っていたところで行こうとしたら齋木も行ってしまったので、タイミングが合ってしまってヤバイなと。しかも内山(雅貴)に内を掬われそうになって、更にピンチになっちゃいました。そこを凌げて齋木マークになったのは大きかった」と道中の激しい攻防を振り返った永澤。
「内山に掬われずにしのぎ切ったあとは、『頼む! 齋木出切ってくれ』とメチャクチャ願っていましたよ。その後に齋木が出切った瞬間に、『あざっす』ってなりましたね(笑)。(優勝を)もらったと思ったけど、齋木が強かったのもあるけど、意外と自転車が出なくてギリギリ抜いた感じになっちゃいましたね」と見た目以上に薄氷の勝利だったようだ。
ラインのある競輪では、普段は追い込みとして活躍している永澤は勝った時のコメントは「本当に前のおかげ」、「後ろを固めてくれたおかげ」とラインの選手への感謝の言葉が多く、「たまたまです」や「恵まれただけです」と自身の喜びを表に出すことはあまりない。
ただラインのないPIST6では100%自分の力で勝利をもぎ取るもの。今回に関しては「普段の競輪でもこんなに勝てたら嬉しいなと思いましたよ。やりました。嬉しい〜」と永澤にしては珍しく喜びの感情を全面に出してくれた。
今開催中の勝ち上がり戦は相変わらず“泣きの永澤”らしく、レース後のコメントは常に「もう緊張で一杯一杯。脚も一杯一杯」とポジティブなコメントは出なかったが、終わってみれば誰にも負けることなく完全優勝。GIの舞台でもきっちり1着を奪取しているS1の底力を示してくれた。
来月には西武園でのオールスター競輪が控えているだけに、この優勝で弾みがついたことだろう。(アオケイ・渡辺記者)
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