ラウンド7出場選手のうち、PIST6で優勝実績があるのは望月一成(25歳・静岡＝111期)のみ。予選からマークされる厳しい立場になることが予測されるが、持ち前の積極性で勝ち星を量産し決勝進出といきたいところ。前回出場したセカンドクォーターラウンド3では惜しくも表彰台を逃しているだけに今ラウンドは欝憤を晴らす舞台にしたい。

　対して、須永優太(34歳・福島＝94期)、恩田淳平(32歳・群馬＝100期)、遠藤勝弥(32歳・静岡＝109期)、田川翔琉(24歳・熊本＝119期)らのPIST6常連メンバーが望月を目標に初優勝を狙っていく様相に。各選手とも優勝まであとひと押しという状況だけに、ここは取りこぼしなく決勝進出を決めたいところ。

　またベテラン勢では小嶋敬二(52歳・石川＝74期)の名を挙げたい。言わずと知れたレジェンドは出場を重ねるごとに成績上昇中。ファーストクォーターラウンド7で初の準決勝に進むと、前回出場のセカンドクォーターラウンド3は予選連勝。この流れに乗りトップ6入りを掴みたい。

　また今回7度目の参戦となる飯島淳(45歳・東京＝78期)は前回セカンドクォーターラウンド3参戦時に順位決定戦でPIST6初勝利を手にした。フィニッシュ前の激戦を制し、ピースサインで喜びを表したベテランは今ラウンドでも勝利の美酒を味わえるか。

　近畿の先行型・福永大智(24歳・大阪＝113期)はPIST6初登場。高校時代から自転車競技に取り組み、多くの表彰実績を持つ若手の成長株。秘めたスピードとパワーはトップ選手にも引けを取らず、初戦から注目したいレーサーだ。

　そして、小松島記念では連日存在感を放ち、好調ぶりを見せつけていた高久保雄介もPIST6初参戦となる。ラインなしの個人戦でどんな走りで魅せてくれるのか楽しみな存在。

■PIST6 Championship 2022-23 セカンドクォーターラウンド7

・開催形態：1レース×6車立
・開催日程
7月22日(金)デイ　　1次予選
7月22日(金)ナイト　2次予選
7月23日(土)デイ　　順位戦・準決勝
7月23日(土)ナイト　順位決定戦・決勝

■出場選手

級班	選手名	府県	年齢
S1	竹内智彦	宮城	45
S1	須永優太	福島	34
S1	天田裕輝	群馬	37
S1	高久保雄介	京都	35
S1	坂本亮馬	福岡	37
S2	鈴木陸来	静岡	25
S2	藤原憲征	新潟	42
S2	南潤	和歌山	24
S2	稲村好将	群馬	46
S2	恩田淳平	群馬	32
S2	白岩大助	埼玉	42
S2	吉田裕全	埼玉	37
S2	望月一成	静岡	25
S2	松山桂輔	愛知	38
S2	小嶋敬二	石川	52
S2	小松原正登	福井	24
S2	三谷政史	奈良	39
S2	福永大智	大阪	24
S2	徳永哲人	熊本	40
A1	小橋明紀	青森	49
A1	安部貴之	宮城	38
A1	三浦雄大	宮城	35
A1	緑川修平	福島	38
A1	今井聡	東京	34
A1	小峰烈	長野	41
A1	飯田辰哉	千葉	49
A1	遠藤勝弥	静岡	32
A1	佐野梅一	京都	46
A1	屋良朝春	沖縄	38
A2	國廣哲治	埼玉	47
A2	飯島淳	東京	45
A2	松本一成	新潟	47
A2	赤星俊光	熊本	43
A2	北川大成	熊本	21
A2	田川翔琉	熊本	24
A3	多田司	大阪	58

※出場選手情報は公開日時点(7月18日13時00分)のものです。直前のレース状況などにより欠場および、選手が変更する場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

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