2022/07/09(土) 10:45 0 4
小松島記念を優勝し、自身2度目のGIII制覇を果たした眞杉。今年5月の日本選手権競輪(GI)では2年連続で決勝へ勝ち上がるなど、ビッグレースでも目覚ましい活躍ぶりで着実にトップスターへの階段を登っている。そんな今をときめく若手ホープがPIST6初参戦!
大注目のなか行われたタイムトライアル。トップバッターを務めた眞杉は駆け下ろす前の助走区間で「ガコン!」と音を立てる。ゴール後は計測タイムが表示されないアクシデントが発生。
眞杉は苦笑いで検車場に引き揚げてくると「相当下手くそですね。バンク上部のギリギリを攻めたら、壁を走ってしまった(苦笑)。駆ける前にそこで9割の力を使ってしまって失速したし、脚も一杯でした…」と説明。手動計測となったが10秒489(全体6位)とまずまずの好タイム。「トップバッターだからといって、緊張はなかったです。でも、駆け方が分からず、他の選手の様子を見てから走りたかった」と思わず本音も。
バンクの印象については「ベロドローム(伊豆)よりはカントはキツくないし、走りやすいと思います。元々ハロンは苦手だし、自分はスプリンターじゃない。高校時代はスクラッチやポイントレースをやっていたので」。眞杉は同じ栃木支部で輪界のレジェンド神山雄一郎を輩出した名門・作新学院高校の自転車競技部出身。「僕の競技成績なんて全然ですよ。大会に行けば、あっさりと予選落ちです。同期(113期)の山田諒や嵯峨昇喜郎たちが強かった」と話す。
出走表が確定すると「(黒沢)征治と一緒ですか! いきなり同期対決(笑)。あ、志智(俊夫)さんも…」。単騎で渾身の捲りで制した小松島記念。タイヤ差2着の志智と再び激突。競輪さながらの対戦メンバーに思わず目を丸くする。
「競輪では追い込みの選手がPIST6では自力を出して、普段とは違う戦法で走っていますよね。そのあたりも楽しみの一つですね。自分も魅せる走りができるように頑張りたい」。
まずは初戦、どんな走りを披露してくれるのか。過去に優勝経験のあるミスター大ギヤこと山田義彦、さらには地元の根田空史、鈴木浩太ら強力なライバルたちも警戒する眞杉の戦いぶりに注目だ。(アオケイ・八角記者)
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