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【不死鳥杯】なりふり構わず目の前の一戦取った池田憲昭「点数を戻すことが第一」

2022/07/07(木) 17:30 0 1

福井競輪場の「不死鳥杯(GIII)」が7日に開幕。初日の6Rを制した池田憲昭に話を聞いた。
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「今は決まり手とかよりも点数が落ちているんで戻す事が第一」と語る池田憲昭

 四国同士の小川丈太に前を任せたレースは池田ー小川でワンツー。しかし池田の決まり手が「捲り」で小川の決まり手は「マーク」と入れ替わっていた。

 打鐘過ぎに8番手に置かれた小川を見るや、シンガリの池田は内に降りて別ラインにスイッチ。その後ろに小川が入り直したからだ。「捲り」の決まり手のある池田はタイミングを見て外へと車を持ち出した。モコモコとはしていたが、109点を超える点数を持つ森田優弥の逃げを捲ったのだから値打ちがあった。

「捲ると言うより、行ける所まで行こうって感じだった。外を回せているんだから脚は良いって事でしょう。直線で後ろから誰か来たなと思ったら丈太だった」。

「捲り」の決まり手が増えると、今後の番組に影響しそうなもので、追い込みタイプの池田にとっては歓迎すべき事象では無いのだが「今は決まり手とかよりも点数が落ちているんで戻す事が第一」となりふり構わずに目の前の一戦を取りに行く。

 小川は「あの位置なら迎え入れてくれると思ったが、池田さんは、“もう入れんよ〜”って感じだった(苦笑)」とホーム手前のプレーを冗談を交えて振り返ったが、両者で決着をしたなら結果オーライ。「中途半端なレースになったし2日目はしっかり」と気持ちを入れ直していた。(netkeirin特派員)

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