2022/07/07(木) 14:30 0 6
福井競輪場の「不死鳥杯(GIII)」は7日、初日を迎えた。7レースの一次予選を走った松岡辰泰に話を聞いた。
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高松宮記念杯の最終日。決勝を走り終えた荒井崇博のところに、松岡辰泰や九州の若手が駆け寄った。
今、熊本バンクが改修で使えないので、久留米にアパートを借りている選手もいるし、防府を練習の拠点にしている選手もいる。松岡辰泰が「今度、武雄に出稽古に行きたいので、よろしくお願いします!」。その荒井崇博の返答が「来んでも、いい」だったが、何やら嬉しそうだった。
どんなミニ合宿だったか松岡辰泰に聞いてみると「昼は嘉永泰斗を軽く捲っていた。しかも若手相手に捲らせない先行でも魅せていた。夜も噂通りの凄さ(笑)。言うだけあって、凄い先輩です」。
暴君キャラだが、昔から荒井崇博はピュアで、心根の優しい人間だった。強烈な自己主張もするが、それだけ、積み重ねもあるし、やる事はやってきた。若手とベテランが、お互いを尊重して、九州は良いムードにある。(町田洋一)