2022/07/06(水) 18:30 0 4
2月の取手「全日本選抜競輪(GI)」の最終日、8R特選において「誘導員早期追い抜き」により失格を喫したことでペナルティが課せられ長期に渡り戦線を離脱した。思わぬ“無職期間”にがく然としたが、すぐさま気持ちを持ち直し、復帰後へ向けて動き出した。
「最初は目標が無かったのでどうしようかと。でもケガをしたわけじゃなくこれだけ空くこともなかなか無いので、普段できない事をしようと自分の体と向き合いました」。
ウェイトトレーニングに力を入れた事で体の全体的な機能がアップしたといい、数値にも変化が現れだした。
「筋トレをずっとしていると体が大きくなったと実感して。それが喜びに感じましたね。2か月は自転車に一切乗らずに情報もあまり入れず、ひたすらウェイトをしていました」。
復帰が決まり、ようやく自転車にまたがったところ「初乗りしたら、ダッシュや持久力が以前と明らかに違うぐらい良かった。ビックリしました」と自らの体の変化を改めて実感した。
「モチベーションを高めていけた。ケガ明けってわけじゃないので不安はそこまでない」と話し、初日4Rは小笠原光に前を任せて復帰戦に挑む。(netkeirin特派員)