2022/07/02(土) 06:00 0 1
7月1日時点の「S級・3連対率ランキング」は、寺崎浩平(28歳・福井=117期)と中野慎詞(23歳・岩手=121期)が同率1位となった。
寺崎は、6月18〜22日にインド・ニューデリーで行われた「アジアトラック自転車競技選手権大会」に出場、男子ケイリンで金メダルを獲得している。ナショナルチームの活動のため出走が少ないが、3連対率は100%となった。
中野は、S級特昇後に出場した6月22〜24日の函館競輪「サテライト石狩杯争奪戦(FI)」で完全優勝し、3連対率・勝率ともに100%。競輪選手養成所を早期卒業し今年1月に本デビューしてから出場7場所全てで完全優勝し、無傷の21連勝を達成。デビューからの連勝の新記録を樹立した(2008年のチャレンジ戦導入以降)。中野の次走は11日開幕の弥彦競輪「スポーツニッポン賞 小橋正義杯(FI)」の予定。
S班はグレードレースが主戦場となるため条件は厳しいが、4選手が上位20位に名を連ねている。最も上位につけているのは、6月の「高松宮記念杯競輪(GI)」で優勝した古性優作(31歳・大阪=100期)で、ランキング5位。
なお、3連対率が上位20位以内で勝率が20%未満なのは、寺崎、須永優太(34歳・福島=94期)、武田憲祐(39歳・神奈川=93期)。これらの選手は2、3着に入る確率が高いため車券購入では見逃せない。
最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます
S級・3連対率ランキング(2022年7月1日時点/直近4か月)
※太字はS班、赤字は勝率30%未満
順位 | 選手名 | 3連対率 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | 寺崎浩平 | 100 | 0.0 |
1 | 中野慎詞 | 100 | 100 |
3 | 脇本雄太 | 95.0 | 80.0 |
4 | 山崎賢人 | 85.7 | 57.1 |
5 | 古性優作 | 77.7 | 27.7 |
5 | 犬伏湧也 | 77.7 | 66.6 |
7 | 佐藤一伸 | 77.2 | 59.0 |
8 | 荒井崇博 | 76.4 | 41.1 |
8 | 守澤太志 | 76.4 | 47.0 |
10 | 橋本優己 | 76.0 | 40.0 |
11 | 成田和也 | 75.0 | 33.3 |
11 | 藤井昭吾 | 75.0 | 25.0 |
11 | 眞杉匠 | 75.0 | 25.0 |
14 | 佐藤慎太郎 | 73.0 | 34.6 |
15 | 河端朋之 | 72.7 | 45.4 |
16 | 郡司浩平 | 72.0 | 44.0 |
17 | 須永優太 | 71.4 | 4.7 |
18 | 山田庸平 | 70.3 | 40.7 |
19 | 隅田洋介 | 70.0 | 35.0 |
20 | 武田憲祐 | 69.5 | 13.0 |
20 | 阿部将大 | 69.5 | 21.7 |
2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。
現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。
3連対率とは?
1着から3着に入った回数を、出走回数で割った確率。この確率が高いほど、3着までに入りやすい。