2022/06/27(月) 12:45 0 5
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で26日、「PIST6 Championship」のセカンドクォーターラウンド3が最終日を終えた。決勝戦3着の河端朋之に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
2018年世界選手権では日本勢に25年ぶりとなる銀メダルをもたらした河端。満を持して初参戦も、決勝で惜しくも3着に終わった。しかし、日の丸を背負い世界を相手に戦ってきた河端のスピードは見る人すべてを釘付けにした。
準決勝で対戦した元オリンピアン・小嶋敬二は「異次元、反則。一人だけバイクだよ(笑)」とお手上げ状態。決勝で河端マークの恩田淳平は「体感したことのない速度、今までで一番速い。追走を諦めようと思ったほど(苦笑)」と選手たちも世界クラスのスピードを前に驚きを隠せなかった。
ーー決勝戦を終えて、シリーズをふり返ってどうですか?
河端朋之:期待に応えられず「悔しい」の一言。シリーズを通して、競技のケイリンとは違った展開が多く難しさはありましたね。どの選手がどういう走りをするのか、そういったデータもないなかでの参戦でレース展開の見極めも難しい点はあった。でも、開催の流れや過ごし方がわかったので、次回はもっと落ち着いて走ることができるはず。まずはハロンで9秒台を出して、今度こそ優勝したいです。また呼んでもらえますかね…?
ーー会場の雰囲気はどうでしたか?
河端朋之:いつもの競輪とは違った雰囲気ですし、観客との距離が近くて海外のレースを走っているみたいでした。
ーー千葉250バンクの印象は走ってみてどう感じましたか?
河端朋之:こんなところで練習していたなぁ、と懐かしい気持ちになりました。ナショナルチームに在籍していた頃に、よく練習で走っていた養成所と同じような形で違和感なく走れたと思う。伊豆ベロドロームよりもカントが緩く、そこまでの恐怖心はなかったです。
ハロンに関しては、自分の駆け方をある程度わかっているし、そこに脚力がついてくるかどうか。自己ベストは公式の大会だと9秒7台。今回(10秒068)は自己ベストにはほど遠いけど、今の身体の状態と久しぶりの250バンクを走ったなかでは、走れたほうですね。正直、もっと出ないかと。
ーー自転車競技を日本に根ざすために必要なことは何でしょうか?
河端朋之:うーん、やっぱりメディアの露出は重要ですよね。野球やサッカーといった大衆スポーツは小さい頃からテレビ中継等で見られる。自転車競技も、まずは目に触れられないことには知名度は広まらない。
ーー競輪、自転車競技の魅力を教えてください。
河端朋之:人の力で60、70キロのスピードを出すことができる点ですね。あのスピード感は画面越しでは伝わらないと思うので、ぜひ会場へ足を運んでもらって、実際に見て体感してほしいです。
ーー競輪では久しぶりのGI出場(オールスター・西武園)が決まりましたね。
河端朋之:昨年の競輪祭を欠場したので、ちょうど昨年のオールスター(いわき平)以来になりますね。推薦枠で選出していただき、ありがたいです。腰痛の影響で力を出し切れていない部分がありますが、出場できるのは名誉なことですし、選んでもらったからにはしっかりと頑張りたいです。
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