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【阿波おどり杯争覇戦】今節のレース展望!

2022/06/26(日) 20:15 0 3

30日から小松島競輪場で「開設72周年記念・阿波おどり杯争覇戦(GIII)」が開催される。今節の見所をアオケイの長谷川編集長に聞いてみた。
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 令和になってからは太田竜馬原田研太朗太田竜馬と3年連続で地元選手が優勝しているし、今回の72周年記念も地元勢の「熱い走り」と「結束力」に期待が集まる。

 まとめ役となるのは存在感抜群&雰囲気抜群の小倉竜二で、先ほど名前が挙がった太田、原田に阿竹智史犬伏湧也と、徳島のスターがこれでもかと勢揃い。四国からは他にも石原颯の名前があったが負傷欠場。ただ、上野雅彦辺りは地元を盛り立てる強力な援軍となりそう。

 競輪界の顔として活躍している松浦悠士も互角の戦いが可能。タテヨコ斜めの格上パフォーマンスで今年もしっかり結果を出しており、このまま行けば4年連続のグランプリ出場はほぼ大丈夫そう。

 中国・四国は同地区の仲間なので、どういう折り合いを見せるかがポイントだが、「多すぎる」四国勢とは別線勝負になると考えるのが自然か。

 松浦同様にSSの看板を背負う佐藤慎太郎も元気いっぱい。今回はメンバー的に北日本の若手が手薄で、山崎芳仁との名コンビが久々に見られるかもしれない。

 すっかりトップレーサーに成長した眞杉匠も優勝候補の1人。先行日本一は脇本雄太で間違いないが、2番目は眞杉では?という声も最近よく聞く。この番手は栃茨ラインで山岸佳太武田豊樹が有力だが、東日本のくくりで佐藤慎太郎がマークに回る場面もあるだろう。

 魂の走りでお馴染みの村上義弘小松島バンクは得意で、過去に二度の記念優勝があるが、高松宮記念杯の落車で負傷欠場。これで近畿は全体的な層が薄くなってしまった。

 九州地区はタテもヨコも安定している山田庸平が中心。2班だが林慶次郎青柳靖起といった若手と同乗できればチャンスは広がる。

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