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【中野カップレース】武藤龍生「とにかく必死に付いていこうと」

2022/06/25(土) 19:45 0 1

25日から久留米競輪場で「中野カップレース(GIII)」が開催されている。12Rに出場した武藤龍生に話を聞いた。
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「自分にできる精一杯のことをやります」と話す武藤龍生

 久留米記念に出場中の武藤龍生。初日特選は郡司浩平の捲りを巧追し、2着でゴール線を通過。

 本人は「自分がというよりは前が強かったので。とにかく必死に付いていこうと。もう少し感覚を研ぎ澄ませていけたら」と自己分析し初日を振り返った。

 そんな武藤は父であり師匠でもあった嘉伸が今月、現役を引退した。

「師匠の引退は寂しかった。今までどのグレードでも気持ちを入れて走っていたし、息子としてお疲れ様と言いたいです」。

 父の嘉伸はガッツ溢れるマーク巧者。龍生のレースは父親の魂をしっかり受け継いでいるのが分かる。父からは「悔いの残らないように一生懸命考えて走れと言われてきた。そうやって走ることでお客さんの車券に貢献できる。脚はないので気持ちでカバーです」。

 去年はダービーの決勝にも乗った武藤。
「昨年に比べれば今年は物足りない気もするけど、今年は今年。自分にできる精一杯のことをやります」と力強く話してくれた。(アオケイ・石濱記者)

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