2022/06/25(土) 12:20 0 3
2か月半ぶりとなる、今回で6度目の参戦。優勝、2位、3位と表彰台コンプリートの実績に加え、確定板を外したのは1度のみで3連対率95%と抜群の強さ誇る。 また、PIST6のみならず、競輪においても充実一途をたどる瓜生。好調の要因や若手の台頭著しい熊本勢について迫ったインタビューを前編・後編に渡ってお届けしたい。(アオケイ・八角記者)
ーー函館記念で嬉しい記念初優勝。ふり返っていかがですか?
瓜生崇智:恵まれましたね。以前よりも自力が通用しなくなり、戦法を見直したことも大きいです。GIなど上のクラスで走っていて痛感して。そこから『負けない競輪』を考えるようになり、どちらかと言うと捌きや、流れを見てといった感じで攻め幅広く戦うようになった。
準決勝(2着)では自力の組み立てで、外から追い上げて先行の番手・守澤(太志)さんのところで勝負。そういったことができるようになり、手応えを感じられたレースでもありました。
ーー記念を獲り、周囲からの反響はどうでしたか?
瓜生崇智:想像を遙かに超える反響でした。どこへ行っても『おめでとう』と言っていただいた。GIIIを獲ると、こんなにも違うのかと。記念の決勝は何度か乗っていて、それだけでも凄い世界と感じていたけど…。優勝セレモニーから見えた景色をGIIやGIの舞台でも見たいと思うようになりました。
ーー今後、目指す場所がハッキリしましたね。
瓜生崇智:GIを獲って赤いレーサーパンツを履きたいです。以前から内に秘めるモノはあったけど、すごく厳しいと思っていて。最初の頃は恥ずかしくて口に出せなかった。でも、最近はやれそうな自信、手応えを掴めてきました。そう甘くはないけど、GIを獲って上位で活躍できる選手になりたい気持ちが日に日に大きくなっています。
花火のように散りたくはない(苦笑)。それに、熊本勢みんなで切磋琢磨して、強くなっていきたいんです。2、3年後の熊本勢はもっと面白いことになっていると思いますよ。
明日の後編では「瓜生が考える熊本勢台頭の要因」と「刺激を受けた○○選手とのトレーニング」について迫る。
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