2021/04/02(金) 17:00 0 1
久木原洋といえば典型的な一発屋というイメージが強かったが、西武園バンクで平原康多らと練習をするようになり、眠っていた素質が開花。近況は各地で白星を量産中だ。
初日は佐藤博紀のカマシを受けて好位3番手を確保したが、原田泰志に掬われて一転大ピンチに。しかし外併走から二の足を繰り出すと、まくり追い込みでアタマまで突き抜けた。
「安部(達也)さんを連れ込めず申し訳なかった…」と第一声は反省の弁を述べたが、「でも最悪の展開で1着が取れたので」と少し笑顔も見せた。初日は結果的に最悪の展開になったが、動いて3番手を取る組み立ては今までの久木原ではあまり見られなかった。
「確かにそうですね。いい練習ができているから先行してもいいって気持ちで早めに動ける。大宮で最終ホーム先頭に立てるのは成長だと思います(笑)」と話した。3日の準決勝でも好勝負を演じることは可能だろう。2014年2月以来、約7年ぶりとなる大宮バンクでのS級決勝を目指す。(netkeirin特派員)