2022/06/18(土) 10:00 0 3
はじめまして。今回「高松宮記念杯競輪(GI)」の予想を担当する、ミープロの斉藤雅子です。
京王閣競輪場の2014年度「バンクの女神」を務めたことをきっかけに競輪を知りました。今ではプライベートでも競輪場やTIPSTARDOMEに遊びに行き、車券とビールと競輪場グルメを楽しんでいます。スポーツ観戦全般が好きな私は予想師というより、“推し車券”、“応援車券”を買ってしまい、思い出だけ持ち帰ることが多いのですが…(笑)。こちらでは的中率を意識して頑張りたいと思いますので、これからよろしくお願いします!
16日から岸和田競輪場で開催されている「第73回高松宮記念杯競輪(GI)」。
同じ高松宮記念杯競輪でも競馬では「宮記念」と呼ばれていますがファンや選手からは親しみを込めて「宮杯」と呼ばれています。
高松宮記念杯競輪の特徴は他にはない東西対決での勝ち上がりです。
東:北日本・関東・南関東
西:中部・近畿・中国・四国・九州
の地区で分かれ、直近10年では東6勝、西4勝とほぼ互角の闘いをしています。
初日1着で準決勝確定、そして私の予想する準決勝は東と西で各2レースの全4レース、2着権利で3着は1名のみ決勝を走ることができます。初日1着の準決確定もそうですが、残れば(3着までに)というより、勝ちを取りに行く感じの高松宮記念杯競輪の勝ち上がり方式は毎年ワクワクします。
岸和田競輪のバンクは400m、見なし直線は56.7メートルと平均的。大阪湾からの浜風の影響が強いと言われています。天候が崩れると風向きが変わる傾向があります。2021年に改修された新しいバンクは、「走りやすくなった」と選手からの声も。決まり手は差しが4割と1番多く、捲り、逃げと他の400mバンクとほとんど変わりません。
初日は12レース中9レースが3連単万車券!2日目も8レースが万車券に。さすがGI、全員強い! 誰が勝ってもおかしくない。(誰が勝つのか全然わかんない泣)3着までラインで決まるのは少ない印象です。
【9R S級東日本準決勝 14:35発走】
前走、地元での記念優勝(水戸黄門賞)からの流れの良さを感じる吉澤純平選手。初日、先頭の眞杉匠選手をゴール前で差したように今回も吉田拓矢選手とのワンツーフィニッシュを期待。初日、青龍賞と2日続けて1着を取っている成田和也選手も静かに好機を待ち、切れ味が鋭い追い込みがありそう。南関もSS郡司浩平選手を後ろに渡邉雄太選手がどこで仕掛けてくるか。
【10R S級西日本準決勝 15:10発走】
【11R S級東日本準決勝 15:50発走】
11Rはきれいな3分戦。ペア3日目の平原康多選手と宿口陽一選手は、今回は宿口選手が前に。昨年、初出場で初GI勝利を手にした高松宮記念杯競輪で決勝に勝ち進み、完全復活を見せてほしい。栃木の3番手神山拓弥選手はPIST6での活躍が最近目立っていますが昨年の高松宮記念杯競輪でも準決勝まで勝ち進むも7着と悔しい結果に。今年は決勝に進み競輪でも活躍する姿がみたいです。
【12R S級西日本準決勝 16:30発走】
地元3車対四国の2人。絶好調の荒井崇博選手。岡崎智哉選手が先行して、古性優作選手と神田紘輔選手の地元ワンツーフィニッシュか、太田竜馬選手や谷口遼平選手の仕掛けどころによっては荒井選手や浅井康太選手が飛び出してきそう。