2022/06/17(金) 14:00 0 6
岸和田競輪場「高松宮記念杯競輪(GI)」は17日、2日目を迎える。1レースの選抜で2着に入った山崎芳仁に話を聞いた。
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昨日の当サイトの渡邉一成のニュースでも書いてあったが、北日本の自力選手の平均年齢は高い。エースの新田祐大さえ36歳。新山響平は28歳だが、中四国みたいに、その次の世代の若手が育ってこない。自由に走れる北日本にとっては意外だ。
山崎芳仁は「昔は自力の方が気楽だと思っていた。だけど、今はやれる事が限られている。2周駆けたら暴走になるし、切れるカードが少ない。その中でラインが出来るのは有り難い」。
ただ、前走の富山は若手で売り出し中の北井佑季を、9秒4の2角捲りで仕留めて成田和也を振り切り優勝している。
「あれは、たまたま」と言い、山ちゃんスマイルを見せて謙遜。岸和田でのGI優勝はないが、びわこで行われた高松宮記念杯で優勝している。
まだまだ“自力が通用する”働き盛りの43歳。温厚で、一度も天狗になった事はなく、この人間性も素晴らしい。(町田洋一)