決勝の並びは⑥中村圭志ー③伊勢崎彰大ー⑤河村雅章ー④木村皆斗ー①脇本勇希ー②佐々木豪となった。

2着 河村雅章

　5月の函館記念を終えて「ベル麻痺」の発症により、約1か月振りの実戦復帰となった河村。前検日には不安な表情を見せるも2度目の決勝を決め、初の表彰台となった。

「積極的に動く3人が後ろに固まってしまいましたからね。後ろから誰かが来るのを待っていたのですが、目の前の伊勢崎さんが下がったので、想定外だったけど一緒に下がりました」。

「佐々木君と脇本君の踏み合いを見てしまったのですが、木村君がいくのが見えてそれに反応してついて行くことができた。前を抜けなかったのは悔しいですが…」。

「今開催は想定外のことが多かったけど、運良く3着、2着、2着で勝ち上がる事ができた。ここから徐々に調子を戻していきたい」と振り返った。

3着 脇本勇希

　予選から準決勝まで1.0倍の人気にかなり緊張していたものの、人気に応えて3連勝で勝ち上がった脇本。前検日には、地元・福井記念に向けて追い込んだ練習が出来ているという言葉通りに状態の良さを見せていた。連日の走りから決勝でも1.3倍の1番人気となっていた。

「連日逃げ切っている木村君に先行されたらキツいと思い、先行させないようにするつもりが豪さんとやり合う事になるなんて…想定外でしたね」と苦笑い。

「豪さんにあわされて負ける…と思った。かなりキツかったけど、着に残れるようにと最後まで頑張りました。決して最高の結果とは言えないですが、良い内容の開催だったと思う」と締めくくった。(アオケイ・宮本記者)

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