2022/06/10(金) 08:15 0 3
9日から松戸競輪場でナイター競輪「燦燦ムーンナイトカップ(GIII)」が開催されている。初日特選12Rで1着を取った脇本雄太に話を聞いた。
▶出走表はこちら
赤板から2周逃げ切る脇本、後方からスコーンと捲る脇本を見るのもいいが、初日特選みたいに、フタして、1回切って、周りを動かしてから捲る脇本というのもまたいい。
「単騎の9番車で前を取れる望みは薄かったし、そんな中でどういう風に組み立てるかって感じでした。自分が動かないとレースも動かないから、直感的にああいう風になりました。あれはあれで良い動きだったと思います」。
勝ち方はいつもと全然違うが、1周タイム(18秒4)や上がりタイム(9秒5)はいつも通りの凄まじさで、全国の脇本ファンは大満足だったはず。
「今日走ってみて、徐々に疲れていく感覚があったし、そのあたりはごまかし、ごまかし、やっていくしかないのかな。日に日に調子が落ちていくなと直感的に思っているので、残りの3日間もしっかり頑張るしかない」と本人はしきりに疲労の蓄積を気にしていたが、仮に100%万全ではなくても『持っているモノ』は全然違うし、2日目以降も毎日桁違いのパワーで圧勝しているだろう。(アオケイ・長谷川記者)