6月9日、松戸競輪場で行われた燦燦ムーンナイトカップ(GIII・初日)の初日特別選抜は、捲った脇本雄太(33歳・福井=94期)が1着、捲った菊池岳仁(22歳・長野=117期)が2着、追い込んだ山口拳矢(26歳・岐阜=117期)が3着に入った。3連単は⑨-⑤-①で11,800円という配当だった。

　レースは残り2周で前を斬った脇本を高橋晋也(27歳・福島=115期)がさらに斬って主導権を取るが、菊池がこれをすかさず叩きに行く展開。結局菊池は高橋の番手に車を下げるが、関東4車ラインの連結が崩れ単独のカマシとなっていたため、脇本は絶好の3番手にすんなり収まる形となる。脇本は最終ホームからのスパートで前2車を叩き返すと、あとは後続を離す一方。第2先行の番手から出た菊池に3車身差を付ける圧勝で白星発進した。