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【燦燦ムーンナイトカップ】今節のレース展望!

2022/06/06(月) 15:45 0 8

9日から松戸競輪場でナイター競輪「燦燦ムーンナイトカップ(GIII)」が開幕する。開催の見所を町田洋一氏に伺った。
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断然人気の脇本雄太

 今節はナイター開催でS級とガールズケイリンの二層制のトーナメント。初日、2日目は1〜3レースがガールズケイリン。4〜12レースがS級戦。3日目は1レースがガールズの敗者戦、5レースと6レースがガールズの準決勝。最終日は11レースがガールズの決勝で12レースがS級決勝の概定番組だ。

 S級戦は脇本雄太が断然の人気。S班は直後に高松宮記念杯競輪があり斡旋されていないが、ワッキーはS班でなく、実質スーパーS班。いわき平の日本選手権で圧巻の走りを魅せており、松戸でもダービー王になっている。突っ張り先行も視野に入れて、どんな形でも勝ちに行く。重度の腰痛との戦いになっているが、上手くケアしながら自分の走りに徹している。

 番手は同県の伊原克彦椎木尾拓哉だが、少し荷が重たい。ワッキーの名パートナーになれる選手が不在で、2着、3着は紛れがあるかも。番組マンもワッキーに気を遣い、目標を付けると逆に失敗するので自力の番組がベスト。現に4月開催のFIで、番手のレースで失敗が、いくつかあった。

期待の山口拳矢

 山口拳矢もビッグネームの一人。ワッキーと同じく、出走本数が足りず、高松宮記念杯競輪には出場出来ない。超小回りバンクで、どこから仕掛けるか問題だが、残り1周行く気持ちがないと失敗する。伊藤裕貴柴崎俊光がマークするが、付いて行けるかはヤマケンの仕掛け次第だろう。

 犬伏湧也も若手のホープの一人。まだ大レースの実績はないが、打倒ワッキーに燃えている。主導権を取り、中団が防波堤、ワッキーの後方不発が理想の展開だ。

 地元はド先行の野口裕史、BIGBOSSキャラの成清貴之近藤保がS1のメンバー。南関で大石剣士の機動力も成清は活用したい。

 二次予選なら菊池岳仁柿澤大貴の長野コンビも人気になる。

 ガールズは児玉碧衣が、4日間、女王の走りを魅せる。ダービー開催中に行われたコレクションでは準優勝だったが、長い距離をもがいて内容は良かった。やはり完全優勝が最低でもノルマだ。勝負強い地元の石井貴子松戸はタレント時代に思い入れのある日野未来も虎視眈眈と狙っている。

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