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【水戸黄門賞予想】準決勝メンバーの並びが決定! 現地入りしたミープロ・坂手きみこが10〜12Rを予想する

2022/06/06(月) 10:00 0 3

取手競輪場で開催している「水戸黄門賞(GIII)」は、5日に2日目が終了。 ミープロの坂手きみこが6日に行われる準決勝の並びからレースを展望します。
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2日目に現地に足を運んだミープロ・坂手きみこ

 netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは! 坂手きみこです。早いもので今回で私の担当回が3回目となりました。
 いわき平で開催されたダービー(日本選手権競輪)から始まり、宇都宮記念(ワンダーランドカップ)、そして今回の取手記念(水戸黄門賞)となるのですが、今回は2日目に取手競輪場に行ったので、現地で実際に肌で感じたものを予想に活かせられたらなと気合い十分です。今回もお付き合いの程よろしくお願いします!

■取手競輪場のバンク特徴とデータ分析

 400mバンクは、全国31箇所で最も多く設置されているバンク。
 一般的に400mバンクの見なし直線距離の平均距離は56.1mですが、それに対し取手競輪場の見なし直線距離は54.6mと平均に比べやや短いのが特徴。クセのない走りやすいバンクでカントはややきついがどんな戦法でも決まりやすいと言えます。

1着決まり手
逃げ25% 捲り27% 差し48%
2着決まり手
逃げ20% 捲り15% 差し25% マーク40%

 1着は逃げ、捲りともに同じくらいの決まり手の確率ですが、約50%の確率で差しが最も決まるというデータが出ています。

今開催の初日(12R中)の1着の決まり手は…
逃げ1本、捲り2本、差し9本
2日目の1着(12R中)の決まり手は…
逃げ2本、捲り4本、差し6本

 となっており、2日目はデータ上の数字に近い決まり手の数でしたが、初日は圧倒的に差しが多いレースの流れとなっていたようです。ただそこには勝ち上がり条件など様々なエッセンスが加わってくるため、そこも踏まえて予想するのがまた競輪の面白さの1つですね。

■水戸黄門賞 準決勝の展望

【10R S級 準決勝 15時15分発走】

連日先行策で3着、2着で勝ち上がってきた嵯峨昇喜郎(撮影:島尻譲)

 連日先行策で3着、2着で勝ち上がってきた嵯峨昇喜郎選手、番手には二次予選でワンツーを決めた佐藤慎太郎選手が再度。3車の強みも活かし準決勝戦でも積極果敢に攻めるか? 対するは復調の兆しが見えるS級S班の宿口陽一選手の番手には地元杉森輝大選手。連日番手戦から抜け出しての連勝での勝ち上がり。地元記念の決勝進出第1号になれるか。連日後方からの捲りを見せる太田竜馬選手に、自力2人の単騎勢の一発もありそう。

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【11R S級 準決勝 15時45分発走】

レース巧者の松浦悠士率いる中四国コンビも目が離せない(撮影:島尻譲)

 初日は先行策、2日目には中団捲りから早めの仕掛けでライン上位独占を決めている佐々木悠葵選手が先行か。そこに対するはレース巧者の松浦悠士率いる中四国コンビ、二次予選でナイスアシストを見せた番手南修二選手と再連携する三谷竜生選手率いる近畿コンビ、連勝で勝ち上がった山賀雅仁選手を引き連れ、復調の兆しが見える山中秀将選手率いる千葉コンビがどう戦っていくか。位置取り次第でどのラインにもチャンスが訪れそう。

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【12R S級 準決勝 16時30分発走】

地元のエース吉田拓矢は負けられない(撮影:島尻譲)

 S級S班の地元のエース吉田拓矢選手率いる地元3車が並ぶ負けられない戦い。地元吉田選手が連日先行策を見せ長い距離を踏んでいるが、石原颯選手も連日積極策で勝ち上がりを決めており、ここはどちらが主導権を握っていくのか。踏み合いになれば和田真久留選手率いる神奈川2車の鋭い捲りが決まりそう。

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