初日は7レースに登場。上手く中団を確保するも逃げる朝倉智仁の番手、佐々木雄一に大きく車間を空けられ仕掛けにくい展開に。それでも直線では鋭く伸びて1着まで届いた。

「初手の位置は想定外でした。佐々木さんが車間を空けていたし、仕掛け辛く自分だけの消極的なレースになってしまいました。駆けてないし、正直自分でも状態は分からないですね…」と首を傾げた。

　当地はこれで3回目の登場。初登場はチャレンジ戦だったが、完全V。二度目の登場は今年の1月だったが、予選で1着を挙げるなど過去6走して1着4回と好成績を残している。

「特にクセもなくて走り易いですよね。あまりいいイメージこそなかったけど、今日も軽かったです」と好感触。

　二次予選は12Rに出走予定。吉田拓矢率いる地元3車に人気は集中しそうだが、福永も持ち味を出せれば善戦は十分可能だ。(アオケイ・松野記者)