2022/06/04(土) 06:00 0 2
6月3日時点の「S級・3連対率ランキング」は、前週1位の犬伏湧也(26歳・徳島=119期)を逆転し、脇本雄太(33歳・福井=94期)が首位に立った。
脇本は、1〜3日に開催された川崎競輪「ジャパンカップ×HPCJC(FI)」で完全優勝。3日の時点で、賞金ランキングでもトップに立っている。脇本の自走予定は、9日からスタートする松戸競輪「燦燦ムーンナイトカップ(GIII)」。こちらもぜひ注目したい。
3連対率が80%以上なのは上位5選手。その中で3位の山崎賢人(29歳・長崎=111期)は前週14位から、4位の南修二(40歳・大阪=88期)は前週20位から大きくランクアップした。
S班はグレードレースのみの出場となるため、車立やメンバーの面で不利ともいえるが、12位に松浦悠士(31歳・広島=98期)、13位に佐藤慎太郎(45歳・福島=78期)、14位に平原康多(39歳・埼玉=87期)、15位に古性優作(31歳・大阪=100期)がランクイン。厳しい条件の中でも安定して成績を残している。
勝率が20%未満で、3連対率上位20位以内の選手は、古性と鈴木裕(37歳・千葉=92期)。2、3着に入る確率が高いため、車券購入では見逃せない。
最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます
S級・3連対率ランキング(2022年6月3日時点/直近4か月)
※太字はS班、赤字は勝率30%未満
順位 | 選手名 | 3連対率 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | 脇本雄太 | 90.4 | 71.4 |
2 | 犬伏湧也 | 88.8 | 77.7 |
3 | 山崎賢人 | 85.7 | 57.1 |
4 | 南修二 | 83.3 | 33.3 |
5 | 新田祐大 | 80.0 | 70.0 |
6 | 深谷知広 | 77.7 | 33.3 |
7 | 橋本優己 | 77.2 | 45.4 |
8 | 武田憲祐 | 76.0 | 28.0 |
9 | 太田竜馬 | 73.9 | 56.5 |
10 | 荒井崇博 | 73.6 | 47.3 |
10 | 藤井昭吾 | 73.6 | 31.5 |
12 | 松浦悠士 | 73.3 | 43.3 |
13 | 佐藤慎太郎 | 73.0 | 34.6 |
14 | 平原康多 | 72.7 | 59.0 |
15 | 古性優作 | 72.2 | 11.1 |
16 | 鈴木竜士 | 71.4 | 71.4 |
17 | 眞杉匠 | 70.8 | 33.3 |
18 | 鈴木裕 | 70.5 | 11.7 |
19 | 成田和也 | 70.0 | 25.0 |
19 | 西村光太 | 70.0 | 50.0 |
2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。
現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。
3連対率とは?
1着から3着に入った回数を、出走回数で割った確率。この確率が高いほど、3着までに入りやすい。