2022/05/30(月) 22:15 0 1
前回の久留米で久々に決勝へ進出した河合佑弥が、地元戦の今シリーズも無傷での勝ち上がりに成功。
「やっと結果が出るようになってきました」と話すその目はキラキラと輝いていた。
原因不明のスランプに陥ったのは一昨年の夏頃。予選突破もままならない日々が続き、その間に落車などもあって、上昇の兆しは全く見えていなかった。
「かみ合えば良くなるはず」と自分に言い聞かせること1年半、ついにスランプから完全に脱した。
「今は自転車も出るし、何より慌てなくなった。良くない時は焦って仕掛けを失敗することも多かったので」
写真撮影をお願いすると“ミスタースキンヘッド”は満面の笑みで応えてくれた。
「良い表情ですか? 成績が悪かった時は、表情も暗くなってましたもんね(笑)」
ここまで来たら狙うはホームバンクでの完全V。
「京王閣の優勝はチャレンジの時に一度だけ。まずはしっかり力を出し切って、いい結果を残せれば最高ですね」
自信を取り戻した今の河合なら、地元Vも夢ではないはずだ。(netkeirin特派員)