2021/03/27(土) 19:30 0 1
山田英明は前を任せた北津留翼がホームで後方となると、一度は切り替えるか迷ったがそのまま。最終バックでは案の定9番手のピンチを迎えたが、懸命にコースを探して3着まで飛び込んできた。「いつもなら4着で惜しかったですね、で終わっていたパターン。この3着は自信になった」とヒヤヒヤの突破だった。
昨年9月の伊東・共同通信社杯の決勝では1着で入線するも痛恨の失格。優勝がすんでのところでスルリとこぼれ落ちた。その後は消沈することもなく「そこまで崩れなかった。いい感じは続いていました」と気持ちをキープしていた。
「ここ最近、あの時の気持ちをふと思い出したんです」と言う。だから「いい時の感じが戻ってきたし昨年以上の自分を作り上げたい」と前を向く。
決勝は「中国勢の後ろ? 迷いますね…。めちゃくちゃ魅力あるけど、ここまでやってきたこともあるし…」とちゅうちょしたが、単騎での戦いを決断した。(netkeirin特派員)