2022/05/24(火) 05:30 0 2
初日特選は流れに応じた位置取りで中団を確保。そして、バックから渾身の捲り上げで前団をひと飲みにした。
「捲りが凄いって? いやいや、とんでもないですよ。あれば展開が良かっただけのこと。本当にそうですから」と謙遜気味に応対するが、その動きはまるで本格的な自力型そのものだった。
「前回の西武園で目標のカマシに離れてしまっていて、自分のダッシュ力が足りないことを痛感した。それで開催が終わってから、そのダッシュ力を付ける練習を集中してやってきた。組み立てで失敗はしていないし、まずまず動けている。状態は良いと思う」とレース後に自分の走りを振り返った。
「今回は一緒の配分だった栗本尚宗が欠場してしまったので、参加する前からある程度自力でやることを意識してきた。だから、急に人に付けるのはちょっと流れが違うし、準決も自分でやることにする」と勝負どころであっても自らのタテの脚で勝負する構え。気合の自力戦に注目してみたい。(アオケイ・真島記者)