2022/05/20(金) 19:45 0 8
宇都宮競輪場「開設73周年記念ワンダーランドカップ(GIII)」が20日に2日目を行った。12Rの二次予選に出場した吉田拓矢に話を聞いた。
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地元の長島大介に任された二次予選。どんな走りをするのか注目していたが、意外にも消極的で失敗のレースだった。
前受けから下げて打鐘過ぎでは7番手。前団は松本貴治と脇本勇希の叩き合いで若干もつれたが構えてしまう。最終1角手前で仕掛けるが、出は一息で仕掛けた近藤隆司に併されている感じ。最後まで粘り強く踏んで何とか3着に入ったが、地元エースの長島を連れ込むことはできなかった。
「今日は力勝負を考えていました。行く所が悪かったですね。ちょっと守りに入ってしまって後ろに迷惑を掛けてしまった」と反省を口にした。
タイトルを獲り今年の飛躍が期待される吉田だが、この手の失敗はよく見る。今日に関して言えば長島に任されていたし、差されてもいいくらいの仕掛けを見せて欲しかった。
「自分で苦しい展開を作ってしまって、踏んだけど力みもあってフォームが崩れた。体は問題ないので、しっかり修正して準決はしっかり真杉君と決めたい」。
ちなみに二次予選のオッズは吉田-長島、長島-吉田で被っていただけに大波乱の決着。裏切ったファンの信頼を取り戻す為にも準決は真杉とのワンツーを決めたい。(アオケイ・石濱記者)