2022/05/19(木) 19:45 0 2
宇都宮競輪「開設73周年記念宇都宮ワンダーランドカップ(GIII)」は19日に初日を行なった。6R一次予選を走った隅田洋介に話を聞いた。
▶出走表はこちら
大本線のラインだった隅田洋介は堂々と前受けを選択。望月一成を出して中団を確保したのも束の間、後方から巻き返した下井竜が外にへばりつく形で内に被ってしまう。それでもバック過ぎから狭いコースをこじ開け最後は外へ持ち出し直線一気。決して良い内容とは言えないが、気持ちの伝わるレースで何とか勝利を掴み獲った。
「500バンクだし前をとって行けるところから。望月君と下井君で踏み合って併走の所をいこうと思ったけど、終始外にいて仕掛けられなかった。ドカす速度差でもなかったし、見てからになりました」と苦しかったレースを振り返る。
それでも本人は「地元で気合は入っていたので、あの狭い所を突っ込めた。組み立て面は修正が必要だけど悪い感じはしなかった」と仕上がりに不安はない様子。
地元戦は3月のウィナーズカップ以来となる今開催。その時は準決勝で敗れているだけに今回は強い気持ちで決勝進出を目指す。(アオケイ・石濱記者)