5月19日、宇都宮競輪場で行われたワンダーランドカップ(GIII・初日)の初日特別選抜は、差した吉田拓矢(27歳・茨城=107期)が1着、先行した眞杉匠(23歳・栃木=113期)が2着、捲った古性優作(31歳・大阪=100期)が3着に入った。3連単は③-⑤-①で4,560円という配当だった。

　レースは打鐘で前を斬った眞杉の先行。ラインの吉田、宿口陽一(38歳・埼玉=91期)、単騎の古性、山口拳矢(26歳・岐阜=117期)、松浦悠士(31歳・広島=98期)を先頭とする中四国ライン、中川誠一郎(42歳・熊本=85期)を先頭とする熊本ラインという並びで最終周回に入る。古性は1センターから捲り発進するも、車間を切って牽制してきた吉田を超えることができない。その他の後続も眞杉の先行を前にじりじりとしか詰め寄ることができず、主導権を譲らないまま直線に向かった眞杉を吉田が最後に差して1着となった。捲り不発も外に張り付いて粘り込んだ古性が3着。