2022/05/19(木) 16:00 0 7
宇都宮競輪「開設73周年記念宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦(GIII)」は19日、初日を迎えた。1レースの一次予選で1着を取った渡邉晴智に話を聞いた。
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今節はレジェンドと呼べる選手が多い。地元の神山雄一郎を筆頭に渡邉晴智、村上義弘、稲村成浩、伏見俊昭。オープニングの晴智が勝って51万車券を演出すると、続く2レースの伏見も1着で3万円車券。往年の名選手達は、まだまだ元気と実感。
僕の中では、伏見は永遠のプリンスでレジェンドの仲間入りはしていないが、とにかく、この人達のタイトル数は半端ではない。もちろん、片手では数える事は出来ない。
渡邉晴智は「俺は48歳だし、まだレジェンドではないよ。50歳以上だし、本当のレジェンドは神山さんだけ」。
プロ野球の野村監督の名言に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言うのがあるが、晴智も「何で勝てたのか分からない。不思議だ…。だけど、これが競輪なので」。過去のスーパースター達と呼ぶには失礼だし、今でも輝き続けている。(町田洋一)