テレビインタビューの順番を待つ平原康多(左)。稲川翔と、一言、二言、会話を交わす
強いと言われる選手は修正能力が高い。初日特選では番手から出るも郡司浩平に踏み負けた平原康多だが、二次予選はきちんと1着を取った。
「まずは黒沢君の走りが完璧だった。イナショー君(稲川翔)からは500メートルぐらい千切れていたし、完璧なレースだと言われた(笑)。最後に黒沢君は内に待避せず、真っ直ぐ走ってくれたら、3着に残せたかも」。
黒沢を残せなかったのは残念だが、後ろの木暮安由とワンツーを決めた。初日のミスを1日で修正したし、車券を買う観点からも信頼できる選手だ。(町田洋一)