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【PIST6】スピードか戦略か!? 岡村潤や須永優太など“立ち回り巧者”の活躍にも期待/ファーストクォーター ファイナルラウンド注目選手紹介

2022/05/17(火) 13:00 0 1

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で21日〜22日、「PIST6 Championship 2022-23」ファーストクォーター ファイナルラウンドが開催となる。本稿では過去のPIST6開催で表彰台入りを果たした選手をピックアップし、上位入賞への期待値が高い選手を紹介する。

2度目の優勝を決めるか藤井昭吾

「ZERO」のラウンド3で完全優勝を決めている藤井昭吾

 今開催の出場メンバーの中で、唯一過去開催で優勝を経験しているのが藤井昭吾だ。その優勝は「ZERO」ラウンド3であり、4走すべて1着の完全優勝。その後「ZERO」ラウンド9でも決勝進出を逃さず全体4位の好成績を残している。ファーストクォーターの参戦はないが、優勝候補筆頭であるに違いなく、予選から勝ち星を積み上げていく公算が大きい。

“いよいよ”が見たい須永優太

抜群の安定感を誇る須永優太(Photo by Kenji Onose)

 過去4回出場し「ZERO」ラウンド3とラウンド6で準優勝の須永優太にも注目だ。現在8走連続2着という抜群の安定感を見せており、直近2回の連対率は言わずもがなの「100%」。しかし、そろそろ本人も“あと1歩”の役回りに飽きている頃だろう。持ち前のレース勘で順当に決勝へと乗り込み、栄冠を強引にもぎ取って欲しい。

立ち回りで魅せる岡村潤

立ち回り巧者の岡村潤

 初出場の「ファーストクォーター」ラウンド3でいきなり決勝進出を果たした岡村潤が2度目の参戦。走路慣れが重要とされるPIST6のレースでは「初出場は不利」と見るのが自然かと思いきや、最善の立ち回りで勝ち上がりを決め、表彰台へ上がった。

 決勝後は「競技自体は高校生のときからやっており、そんなに苦ではなかった」とさらりとした表情で言ってのけた。駆け引きとテクニックで戦える岡村のレースにベッティングするなら、タイムはあまり参考にならないかもしれない。再参戦の上積みも期待できるので、優勝争いに食い込んでくる確率は低くない。

ファーストクォーターで表彰台に上っている渡邉豪大、後藤悠

若武者・後藤悠もさらに上の表彰台を見据える

 過去、優勝こそ逃したがファーストクォーターで力走を見せ、表彰台へ上がった渡邉豪大後藤悠の二人にも注目だ。渡邉はラウンド5で準優勝、後藤はラウンド4で3位という成績を引っさげてこの最終章に乗り込んでくる。渡邉は前回の準決勝でも駆け引きの巧さで1着を獲っており、勝ち切るタイミングを逃さない印象。

 そのほか、過去優勝経験はないものの、「JAPAN HEROES」で存在感を見せつけた朝倉智仁、好タイムを持っている東矢昇太今藤康裕、クレバーに立ち回るレース巧者の佐藤佑一など虎視眈々と優勝を狙っている実力者が勢揃い。

 決勝進出経験者11名(うち表彰台を捉えているのは下記のとおり7名)以外にも上位タイムを持っている選手も参戦するとあって、「ファーストクォーター」ファイナルラウンドも熾烈なバトルで締めくくられるに違いない!

過去の開催で表彰台入りを果たした選手

選手名過去実績
藤井昭吾・過去5回出場
・ZERO ラウンド3で優勝
・ZERO ラウンド9で全体4位
渡邉豪大・過去2回出場
・ファーストクォーターラウンド5で準優勝
岡村潤・過去1回出場
・ファーストクォーターラウンド3で全体3位
後藤悠・過去3回出場
・ファーストクォーターラウンド4で全体3位
須永優太・過去4回出場
・ZEROラウンド3とラウンド6で準優勝
朝倉智仁・過去3回出場
・ZERO ラウンド1で全体3位
・JAPAN HEROES スペシャルマッチ2で準優勝
・JAPAN HEROES ラウンド2で全体6位
佐藤佑一・過去5回出場
・ZERO スペシャルマッチ1で全体3位
・ZERO ラウンド6で全体5位

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