逃げ切り1着の野口裕史
北海道出身の野口は「ダービーから函館に移動して、直前まで練習をやった。同級生の山田敦也と一緒に調子に乗ってやり過ぎたから体は良くないですね」とは言うが、強風の中を2周駆けて逃げ切ったあたりはさすが。
「赤板で突っ張ったときに、立ちこぎをしたけど、全然進まなくて焦ったけど、2コーナーからは自転車が流れてくれました。初日は内を掬われて失敗。今日(2日目)はそこも考えながら踏みました。誰かは確認しなかったけど、『野口』じゃなくて『ヒロ君』と声援があったから知り合いでも来ていたのかな。地元みたいな感覚なので3日目以降も頑張ります」。(アオケイ・伊藤記者)