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【五稜郭杯争奪戦】上田尭弥がようやく今年2勝目「この壁を乗り越えないと」

2022/05/15(日) 16:45 0 0

函館競輪場のナイター「五稜郭杯争奪戦(GIII)」は15日に2日目を開催中。1Rの選抜を制した上田尭弥に話を聞いた。
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「自分に厳しくして、もっと成長していきたいと思います」と話す上田尭弥

「ガルベス」こと上田尭弥は3月21日のウィナーズカップ最終日に落車し左鎖骨を骨折。「落車後に意識を失った」というほどの大ケガを負った。前回のダービーは練習不足の影響もあって9・9・7着で強制帰還といいところなし。今シリーズも初日まくり不発と本調子には程遠い現状だ。

 それでもこの日は、岸澤賢太の後位を取り切ると、まくった岸澤を交わして1着。今年の2勝目を挙げた。

「粘るところを間違えたし反応も悪い。自信のなさがレースに出てしまった。気持ちが弱すぎます…」と勝って猛反省も、1着を取ったという事実は大きな励みとなりそう。

 初日のレース後に「井上昌己さんやヒデさん(山田英明)とじっくり話をさせてもらった」ようで、そこでたくさんのアドバイスをもらったという。

「腐らず頑張れ、っていうことと、(自信がなくて)背中が小くなっているぞ、と言われました。いつも気にかけてくださる先輩たちに早く立ち直った姿を見せたい。まだケガの痛みはあるけどズルズルいくわけにはいかないし、この壁を乗り越えていかないと。とにかく自分は気持ちの面が課題。自分に厳しくして、もっと成長していきたいと思います」。

 上田の復活を九州の仲間たちが待っているぞ。(netkeirin特派員)

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