今ラウンドを牽引するのはPIST6優勝経験者の藤井昭吾(36歳・兵庫=S2)が最有力か。直近は競輪での1着も増えており、その充実ぶりから優勝候補の一角と見るのが自然。PIST6では1月のZERO ラウンド3で完全優勝を果たすなど、ここまで5度参戦し2度の決勝進出を果たしている。ちなみに学生時代はサッカーに汗を流し、今でも海外リーグを中心に試合を観戦。競技への原動力としている。

　対して若手の実力者、朝倉智仁(22歳・茨城=S1)も優勝争いに名を挙げる公算だ。朝倉は年明け1月のZERO ラウンド1以来の出場で、これまで3ラウンドに参戦し、すべての開催で決勝進出を果たしている。2月に競輪で落車し、2ヶ月の休養を経て先月末に復帰。コンディションは万全とはいかないかもしれないが、持ち前のガッツ溢れるレースで会場を沸かせて欲しい。

　そのほか準優勝を2度経験している須永優太をはじめ、過去のPIST6開催において決勝進出を果たしている選手が11名出場する。ファーストクォーターもいよいよファイナルラウンドの最終戦、級班問わない超本気のスピードバトルに期待したい！

■PIST6 Championship 2022-23 ファーストクォーターファイナルラウンド

・開催形態：1レース×6車立
・開催日程
5月21日(土)デイ　　1次予選
5月21日(土)ナイト　2次予選
5月22日(日)デイ　　順位戦・準決勝
5月22日(日)ナイト　順位決定戦・決勝

■出場選手

級班	選手名	府県	年齢
S1	鹿内翔	青森	36
S1	安部貴之	宮城	38
S1	朝倉智仁	茨城	22
S1	天田裕輝	群馬	37
S1	柴田洋輔	東京	36
S1	白戸淳太郎	神奈川	49
S1	岡村潤	静岡	40
S2	須永優太	福島	33
S2	渡邉豪大	福岡	32
S2	大塚玲	神奈川	40
S2	太田剛司	愛知	41
S2	藤井昭吾	滋賀	36
S2	原田隆	大阪	46
S2	名川豊	福岡	31
S2	佐方良行	熊本	41
S2	後藤悠	岩手	27
A1	佐藤佑一	岩手	38
A1	野木義規	北海道	49
A1	金澤幸司	福島	36
A1	牛山貴広	茨城	41
A1	北村貴幸	群馬	50
A1	西村行貴	東京	38
A1	金野俊秋	千葉	38
A1	望月裕一郎	静岡	51
A1	長谷部翔	静岡	27
A1	今藤康裕	岐阜	36
A1	東矢昇太	熊本	35
A2	鈴木宏章	栃木	46
A2	河上陽一	千葉	46
A2	梅田加津也	神奈川	28
A2	浅沼聖士	静岡	40
A2	白井一機	愛知	52
A2	時松正	熊本	50
A2	小池千啓	栃木	24
A3	佐野多喜男	新潟	43
A3	谷口力也	熊本	24

※出場選手情報は公開日時点(5月16日13時00分)のものです。直前のレース状況などにより欠場および、選手が変更する場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

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