2022/05/13(金) 18:00 0 9
去年12月の鎖骨骨折の影響で低迷が続いていた守澤太志が、ようやく“らしさ”を取り戻してきた。
ダービー決勝の渾身の中割りは佐藤慎太郎に阻まれて3着だったが、賞金の大幅アップに成功。
「やっぱり慎太郎さんが凄かったしうまかった。壁は厚いですね(苦笑)。でもしっかり勝負ができたのは良かった。ワッキーを除けば慎太郎さんとワンツーですしね(笑)。ダービーまでに調子を戻したいと思っていたし、ダービーで結果を出せなければ今年(のグランプリ出場)は厳しかった。ただこれで見えてきましたね(笑顔)。後半戦のモチベーションになります。年末までしっかり賞金を積み上げていきたいと思います」。
初日は福島勢とは「割り切って」別線を選択。地元の菊地圭尚を従えて、郡司浩平の番手を回ることになった。
少し前の守澤なら“地元なので圭尚さんが番手を回ってください”と言っていたかもしれない。
しかし自身が番手を主張したのは、S班の責任感と、番手の役割をしっかり遂行する自信があるからだろう。ラインで決まるように最大限の仕事をする。(netkeirin特派員)