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【PIST6】山田義彦「すぐにPIST6用にルックを新調しましたからね」

2022/05/13(金) 09:45 0 4

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で12日、「PIST6 Championship」のファーストクォーター ラウンド7の初日が開催され、見事に連勝発進を決めた山田義彦に話を聞いた。

PIST6に過去6回参戦しすべて優出、そして優勝2回と実績がある山田義彦

「競技はいかに高価な良い機材を揃えるかですよね。国際大会とか見ていると本当に各国が威信を懸けて“札束の殴り合い”をしているじゃないですか」と高価な機材の代表とも言えるルック製の自転車整備をしていた山田が語る。

 そして2次予選が終わるとすぐさま、「今回から使っている後輪の感じが良くないせいなのか重い」という理由で、持参していた違うメーカーの後輪(これもまた何十万もする代物だそうだ)に付け替えていた。

 そんな山田がカーボンフレームに目覚めたのは「もう 7、8年前になるのかな。当時関東地区プロのケイリンに出た時の話ですよ。ルール的に平原(康多)さんの番手を貰えて、その平原さんがもう止めてしまって、自分が番手から出ようとした時に全然自転車が出なくて…。止めている平原さんを抜けないっていう恥ずかしいシチュエーションがあったんですよ」と昔を思い出しながら、「その時に自分が使っていた自転車が鉄製の物だったんです。そこで、やっぱりカーボンフレームのちゃんとしたヤツを使わないとと思って。誰に相談しようかと思った時に思い出したのが、当時から自転車競技が好きでカーボンフレームを使っていた同期の伊藤信さん。まずは伊藤信さんに自転車を借りて地区プロを走ったら全然違って。こんなに違う物なのかと驚いちゃいましたよ。もともと同期だったから仲は良かったけど更に良くなっちゃいましたね(笑)」と傍らにいた伊藤信に微笑みかける。

談笑する同期の伊藤信(右)と山田義彦

「その後は地区プロの競輪でも優勝する事もあって、改めて機材にかける金額と成績は比例するんだなと(苦笑)。このPIST6が始まるっていう話を聞いて、すぐにPIST6用にルックを新調しましたからね」とPIST6に懸ける意気込みを披露。

 そういう山田はPIST6に過去6回参戦しすべて優出、そして優勝2回となる実績があるだけに言葉の重みが違う。

 更にPIST6愛にも話は及び、「やっぱり自分達は自転車が好きで参加している部分もあるので、凄いPIST6も盛り上がって欲しい。PIST6がもっと早くあれば、若い頃の伊藤信さんと自分でもっと盛り上げられたかも。パフォーマンス面だと今はシャイなのでカメラが回っていないところではしゃいじゃったりして(苦笑)」。 (いやいや、入場シーンや勝利者インタビューでも十分、盛り上がるパフォーマンスをしてくれていますよと、こちらがツッコミたくなってしまう)

 最後に山田からの提案として「勝利者インタビューは今マスクをしてやっているけど、壇上は選手1人だし外してもいいんじゃないかな。やっぱりお客さん達も選手の顔が見れたらいいでしょう」と、どこまでも盛り上げ役として一役買ってくれていた。(アオケイ・渡辺記者)


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