2022/05/08(日) 16:45 0 6
いわき平競輪場の「第76回日本選手権競輪(GI)」は8日、最終日を開催中。優秀9Rを制した吉田拓矢に話を聞いた。
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最終日の優秀戦9Rは前受けから車を下げるとすかさず巻き返し、嘉永泰斗を叩いて主導権を奪取。武藤龍生と2車で駆けると、絶妙なピッチに持ち込み他のラインを一蹴した。
「決勝に乗らなくてはいけなかった。だから準決の自分に腹が立っていたので、今日は何としても力勝負をして勝ちたかったんです!」と太田竜馬に踏み負けた準決の分までもと、強気にペダルを漕いだ。
「連日、脚を上げて確定板に乗っていたので状態は良かったんです」と、勝ち上がり戦は準決を除く2走はほぼほぼパーフェクト。
いずれも関東の精神的支柱である、平原康多を背に力勝負に挑みワンツーを決めていた。流れを完全に手中にしての準決勝だっただけに、さぞかし無念だったに違いない。
この先は宇都宮記念、全プロ競輪と走り6月頭には地元・取手記念が控えている。
「(地元に向けて仕上げていくつもりで)宇都宮は眞杉匠の地元だけど、優勝するつもりで狙っていきます!」と負けられない戦いが続くなか、ピッチを上げていく。(netkeirin特派員)