閉じる

【日本選手権競輪】決勝進出者インタビュー

2022/05/07(土) 19:15 2 24

いわき平競輪場のGI「日本選手権競輪」は8日、最終日を迎える。11Rの決勝に進出した9名に話を聞いた。(町田洋一記者)
▶出走表を見る

1番車 古性優作

 仕上がっている脇本雄太さんの番手へ。話していても奈良記念や宇都宮ウィナーズカップの時と全然違う。自信のある証拠だと思っている。

 今回は僕自身もベストの仕上がりに近づいてきた。取手の全日本選抜で優勝したが、今年の年頭の目標はダービー王になることだった。その夢を叶えたいですね。

2番車 平原康多

 今の眞杉匠君はワッキーと同等以上の先行選手だと思っている。関東のワッキーと言っても良いぐらい。まだダービーやオールスター、グランプリは優勝したことがない。

 大きなところに縁がないけど、なりたいと思い、ダービー王になれる訳ではないので。自分の仕事に徹して、普段通り自然体で走りたい。

3番車 清水裕友

 競輪はメンタルスポーツ。自分の場合は、気持ちが一番大きなウエイトになっている。GIは1走目が良いと、その勢いでシリーズを走れる。ダメだと、それを引きずってしまうのが自分の欠点。

 ゴールデンレーサー賞は後ろが佐藤慎太郎さんで、自分の得意パターンのレースではなかった。あとは普通に走れていると思う。荒井崇博さんと決める自力勝負。

4番車 東口善朋

 近畿の3番手を固める。準決は、ワッキーの強さが引き立つレースだった。番手も古性君だから、安心感がある。とにかく踏み出しで離れて迷惑をかけないように。あとはSNSで発信して、応援してくれるファンが力になっている。

5番車 眞杉匠

 2年連続して日本選手権の決勝に進出。成長している姿をファンの人に見せたい。京王閣ダービーも後ろが平原さんだったけど、迷惑をかけている。

 脇本さんとの対戦は、オールスター以来だと思う。繰り上がりで決勝に進出してツキはある。脇本さんに胸を借りる自力勝負。

6番車 荒井崇博

 これで億万長者になれるチャンスが出てきた(笑)。特別競輪の決勝は2013年の岸和田の宮杯以来。本当、記者の人に聞くまで忘れていたよ。

 今回は九州の若手に助けられている。ここは西のラインで清水裕友君の番手へ。静岡記念の時に連係しているから問題ない。

7番車 守澤太志

 単騎で位置を決めずに。フリーな立場で走り、流れの中で対応したい。もし脇本君の番手を狙っても、良くて古性君と共倒れ。競り勝つ保障はないし、1着を取れるとは思えない。ただ、流れの中では切り込むことはあるが、基本的に脚を溜めるレースかな。

8番車 脇本雄太

 もちろん優勝しか考えていないけど、あくまでも予選スタートの選手なので。精神的には良くなっているけど、脚に関しては満足していない。

 準決で意識していたのは新山響平君。ジャンで入れる感じもあったけど、あそこは力勝負を演じた。それで良い結果が出たと思う。

9番車 佐藤慎太郎

 ここで優勝すれば、最年長のGI覇者。地元ファンの声援も凄いし、新田祐大の無念の気持ちも背負って走りたい。普通に考えて平原君の後ろが自然。

 荒井君も決勝に乗ってきたけど、年を取った選手は、みんな我が強いからね。俺ぐらいだよ、自分を押し殺して走っている選手は(笑)。

 ここまで気が張っていたけど、決勝進出が決まり、少しほっとした。決勝はノビノビと走れそうだし、自分でも楽しみだ。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票