2022/05/06(金) 20:15 0 4
5月3日からいわき平競輪場で「第76回日本選手権競輪(GI)」が開催されている。4日目の5RでGI初勝利の末木浩二に話を聞いた。
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前を任せた森田優弥が5番手を確保すると最終1センターから捲り発進。厳しいブロックを受けて失速すると末木は大外に持ち出し鮮やかに突き抜けた。
「GI3回目の出場で初めての1着。2着はあったけど、中々取れていなかったので1着は嬉しい」と笑顔でGI初勝利を喜んだ。
ちょっと前までは徹底先行で闘っていた末木だが、最近はタテヨコなんでも使っている印象で、自在型にシフトチェンジ。番手戦も増えてきている。
「森田君はトリッキーなイメージがあって少し緊張していました。最近は少しずつ人の後ろが増えてきたけど、自分なりに慣れてきたと思う。今日のレースも成長を感じました」と振り返った。
嬉しいGI初勝利を番手戦で掴んだ末木。次は本業の「自力戦」でGI2勝目を目指す。(アオケイ・石濱記者)