2022/05/06(金) 20:00 0 11
4日目に行われたゴールデンレーサー賞は、清水裕友が「子どものころからファンだった」佐藤慎太郎の前で男の先行。結果は吉田拓矢に捲られてしまったが、2人の熱い連係にシビれたファンは多かっただろう。
レースを終えた佐藤は「少年時代の裕友がキラキラした目で『サインを下さい』と言ってきたのは今でも覚えているし、そういう選手とこの舞台で連係できたことはすごく嬉しい。競輪っていいなって改めて思いました。今回だけじゃなくて、これから先も、俺のファンだったという子と連係するケースはあると思うし、そういうのも競輪の魅力のひとつだよね」。
また開催中に届いた萩原操の引退のニュースにも少し触れ、「操さんは58歳で引退したけど、俺にとって58歳は通過点にすぎない。成田和也にも幾つになってもずっと頑張ろうなって話をしたら、『その歳までやっていたらみんなに嫌がられますよ』と言われてしまった」と苦笑い。
地元のGIでもピリピリしたところはほとんどなく、普段の記念と同じようにリラックスしている佐藤。
勝負の準決は、今まで何度も良い思いをしている平原康多と一緒になり、「最高のパートナー! 何も言わずにお任せです」と超ご機嫌だった。(アオケイ・長谷川記者)