今大会は1次予選で脇本雄太と対戦。あっさり叩かれると巻き返しも叶わず、早々に敗退となってしまった。

「脇本さんにビビってしまい…。先行するくらいの気持ちが違った展開になった可能性があるけど、脚を残そうとか甘い考えが出てしまった。脚力が足りない分はそういうところで補わないといけないのに、また失敗してしまいました…」。

　スター候補がそろう関東113期のうちの1人で、ビッグ戦線でも準優や決勝に勝ち進んでも全くおかしくない能力の持ち主だが、なかなかGIで結果を出せていない。

「今回こそ！ 次こそ！ って毎回言ってるんですけど、結局、自分や黒沢(征治)さん、森田(優弥)は勝ち上がり戦で失敗して、眞杉(匠)だけになる。もう(選手生活)5年目になるし、このままじゃダメですよね…」と現状打破が必要なことは本人が一番痛感している。

「GIで平原(康多)さんや吉田拓矢さん、宿口(陽一)さんの前でしっかり頑張れるように」とのテーマを掲げており、今回の悔しい思いを糧にして、さらに精進していく。(netkeirin特派員)